探偵に浮気調査を依頼した場合の料金について、最近ではネット上に多くの情報が掲載されるようになってきました。
それに伴い、どのような方法をとれば料金を安く出来るのか?といった情報も見受けるようになりましたが、逆にどういったケースであれば高額になってしまうのか?の情報はなかなか見つけることが出来ません。
探偵社に相談に行って料金が想定していたよりも高額でびっくりしてしまう前に、まずはどのようなケースが高額になるのかを事前把握しておくことの方が大切です。
そこで今回は、浮気調査の料金が高額になってしまう主な6つのケースを紹介していきます。
1.対象者の警戒が激しいケース|浮気調査の人数と日数が増える
対象者が警戒していると通常よりも探偵の増員と調査日数が必要となるため
探偵に依頼する前に自分で浮気の証拠を掴もうとしたり、友達に頼んで尾行したのがバレてしまい警戒していると、いくらプロであったとしてもそこから証拠を取ることは難しくなります。
対象者に一度ついてしまった警戒心を取り除くことは非常に難しい為、多数の調査員が必要な上、少しづつ段階的に手がかりを掴むような調査をするしかありませんので、おのずと調査日数も増えてしまいます。
一番良いのは、しばらく期間を空けて警戒心を解き、そこから調査を実施することですが、それでもふとしたきっかけで警戒レベルが上がってしまいますし、なかなか不貞現場に行くまでにも警戒して立ち寄らなくなることもあります。
細心の注意を払いつつ通常よりも万全の体制で調査しなければならない為、通常よりは料金が高額になってしまいます。
ひとまず自分で浮気調査しようと思っている方は細心の注意を!
もし今、自分でひとまず調査してみようと思っている方は、万が一バレてしまったらせっかくのチャンスを撮り逃してしまう可能性がある点は理解しておいて下さい。
プロの探偵であったとしても浮気調査はバレてしまうことがあります。特に徒歩による尾行や長時間の張り込みが必要になってくる調査は、通常よりも難易度が高くなるのでバレる可能性が高くなります。

2.対象者がいつ浮気するのか分からないケース|調査日の特定が困難
浮気調査は調査対象者がホテルや家に出入りする瞬間を撮影することが主な目的となります。その為に尾行や張り込みを繰り返し決定的な瞬間を撮影するのです。
しかし、いくら対象者を追跡したところで浮気相手と会わなかったりホテルや家に行かなければ証拠となるものが撮影出来ません。会っている様子やデートしている様子を撮影することは無意味ではありませんが、決定的な証拠になるわけではないので無駄な調査にはなってしまいます。
ホテルや家に行くであろう日が事前に特定出来ているかどうかによって調査日数や時間を削減することが出来るので、動く日がわかっているかどうかはとても重要なポイントになります。
3.対象者の勤務時間が不規則で直行直帰があるケース|浮気調査時間の増加
勤務時間は不定期で、且つ営業などで常に外回りしていて直帰してしまうような対象者の場合には、多くの浮気調査時間がかかってしまいます。
本来であれば浮気相手と会い、不貞行為に至る場面だけをピンポイントで押さえることが出来れば短時間で調査可能にはなりますが、そこに至るまでの時間も追跡し続けなければなりません。
外回り営業で直行直帰する対象者を浮気調査する場合には、朝の自宅からずっと追跡し続ける必要があり、終日の調査となってしまう為に調査時間が膨大になってしまうのです。
逆に勤務時間が9時から17時であまり残業も無く、ずっと内勤で仕事しているような対象者であれば、かなり時間を絞って調査が可能になってきます。
浮気調査料金が高額になりやすい対象者の職業
- 営業
- MR
- 自営業者、経営者
- 専業主婦
- 大病院勤務の医師
- 弁護士
- 一人親方
- 芸能関係者
- スポーツ関係者
浮気調査料金が安くなりやすい対象者の職業
- 市役所・区役所勤務などの公務員
- 教師
- 工場勤務
- パート
- 労働環境がきちんとしている会社勤務
- 開業医
特徴として、内勤で勤務時間が決まっているという点があります。こういった対象者の場合には、退勤する時間の少し前から勤務先で張り込むことで対象者の行動を追跡することが出来ます。
4.対象者の移動手段が常に違うケース|探偵の人員増加
毎日何で行動するのか分からない対象者ほど難しいものはありません。
日によって自転車であったりタクシーであったりすると事前の準備が大変な上、全てに対応する為に探偵の人数も多く必要になります。歩いて電車に乗るだけであったり、毎日同じバイクや車で移動するのであればやりやすくはあります。
特に難易度が高いのが、運転手つきの車で移動する対象者です。
どこで拾いに来られるかも分からずいきなり降ろされることもあります。又、会社などの敷地内や入っていけない施設内に入って乗り降りすることもありますが、これに至っては対処のしようがありません。
その上、運転手が常に車の近くにいるので、張り込みが視界に入りやすく運転中も周囲をよく見渡しているので尾行や張り込みに気付かれやすいのです。
毎日同じ運転手の車で移動する場合だとGPSを取り付けては?と思われるかもしれませんが、この行為は違法行為となりますのでやめておきましょう。
主な移動手段がタクシーの対象者の浮気調査は難易度MAX
タクシーには至るところで突然乗車することになりますので、尾行している探偵側も同じく後続のタクシーを拾って追跡する必要があります。調査車両が近くにある場合には対応出来ますが、そういった状況でタクシー尾行に移れることは多くはありません。
仮にもし後続のタクシーを確保して追跡出来る状態になったとしても、タクシーの運転手はプロではありませんので赤信号で行かれてしまって見失うケースが多くあります。
探偵によるタクシー尾行方法について詳しく記載した方法を紹介しておきます。

いきなりレンタカーを利用した場合には追跡を断念するケースも
対象者がいきなりレンタカーを利用するケースの場合、タクシーよりも厄介です。というのもタクシーの場合には、対象者が乗車した場所付近で流しのタクシーを拾える可能性もあり、探偵もタクシーを拾って尾行出来る可能が残っているからです。
しかしレンタカーの場合、場所的に流しのタクシーが走っている可能性が低く追跡用の車両を確保することが非常に困難になります。
最近ではタイムズカーシェアリングというサービスが人気で、至るところで車を簡単に借りれるサービスが充実していますが、多くの駐車位置が住宅街の中にあり、そういった場所で突然借りられてしまうと追跡を断念せざるを得なくなります。
5.夫が単身赴任中の妻や専業主婦の浮気|調査時間の増加
夫が単身赴任で自宅を留守にしており、昼も夜も自由に出来る妻の調査の場合には、どのタイミングに絞って調査を実施すれば良いか分からない為、なかなかやっかいです。朝から夜まで張り込みを行い出て行くところを尾行しなければなりませんので、当然時間も多く必要になってきます。
その他、専業主婦の方も難しいことがあります。専業主婦の場合、昼間の時間帯に浮気していると考えられることが多いですが、その場合浮気相手も自由でなければなりません。しかし、昼間に自由になるような方は自営などのパターンであり、それこそ会う日を絞り込むことが非常に難しくなります。
又、妻の昼間の行動を把握出来ている男性は非常に少ない為、空振りすることもある前提で何日も調査をする必要があります。この場合において、妻の生理周期や日記、メモ帳などを探って少しづつあたりをつけるしかありません。


6.海外などの遠方の浮気調査|渡航費用や現地スタッフの増員
海外などの浮気調査の場合には、まず移動に飛行機に乗ったり長時間追跡を行う必要があります。その為、調査料金の他に実費の経費などが発生することにもなり高額な料金となります。
又、海外での浮気調査は日本以上に難易度が高くなってしまうので、現地スタッフの協力や通訳などを手配することもあります。
治安の悪い場所であれば、ボディーガードを雇うこともあります。実際にフィリピンやメキシコなどではボディーガードを雇い浮気調査を行いましたので、その分の費用も追加となり高額になります。
海外での浮気調査の詳細については以下に詳しく記載しておりますので、こちらをご覧ください。

まとめ
浮気調査の料金が高額になる原因として共通しているのは「調査時間が長くなる」という点です。調査料金は時間と単価によってほぼ決定しますので、今回紹介したような難易度が高く時間もかかるケースではどうしても高額になってしまうのです。
だからこそ重要な点としては、もし配偶者の浮気の可能性を感じたら、勘付かれないように相手の行動パターンを把握し、いつ浮気しているのかのあたりをつけておいた上で、探偵に依頼してしまうことです。
この場合において活躍するのがGPSであり、ひとまず探偵に依頼する前に自分で取り付けて行動パターンを知ることが出来れば、大幅に料金を削減して浮気調査を依頼することが可能になるでしょう。
GPSの使用を検討している方は、GPSの選び方から使い方まで、実例や動画で詳しく書いているこちらを必ずご覧ください。

自分で調査をしても裁判資料レベルの証拠を集めることは難しいので、短時間でピンポイントの調査を探偵に依頼することで最短の問題解決が可能になります。