自分は大丈夫と思っていても些細なきっかけが、一方的に思い込む妄想のかたまりのストーカーの対象者になり得るのです。ストーカーされた場合に、どのような行動を取ればよいのかをご説明していきます。
1.ストーカーされたら警察に相談するべき?
もしもストーカー被害に遭ったら、絶対に自分だけで解決しようとしてはいけません。
ストーカー加害者の心理と言うのは常識で語れるものではなく、一般的な話し合いでは理解されることはないでしょう。やはりここは警察に介入してもらうことが一番です。
それが逆に加害者への刺激になることも考えられはしますが、どの道、第三者の協力を仰いだ方が身の安全を守ることにもつながります。
ただしストーカーの被害内容次第ではあまり警察も動けないことがあります。それでもいざと言うときに頼れるであろう警察に相談をすることで、具体的な対策方法も見つかり精神的な負担の軽減も見込めることでしょう。少しでもストーカーの気配を感じるようなことがあれば、迷わず警察へと向かってください。
2.すぐに警察に相談すべき理由は?
ストーカー被害を受けた時に警察に相談するにこしたことはありません。
当然相談すべき理由があります。証拠が無くて警察が動けないとしても、相談する事で受けらる支援もあります。
被害にあわないためにどうすればいいか専門的な助言をしてもらうことが出来ます。一度相談をしておけば、何か次に会った時も、最初の相談を踏まえた上で直ぐに警察に連絡して相談が出来ます。状況によっては警察が対処してくれることもあるでしょう。また、警察に相談していることがストーカーに分かるだけでも抑止力として働く場合もあるのです。
3.警察に相談しても24時間の警護をしてくれるはずがない!!
ストーカーの被害が激しくて事件に発展しそうというのであれば、警察も動いてくれることもありますが、だからといって当たり前でですが、24時間の警護してくれるというわけではありません。
一番被害が多い時間帯にストーカー行為があるのかを確認し、軽く注意をする程度で終ってしまうというのが現状です。
現実的にはここまでやってくれるだけでも珍しいことであり、余程のことがなければストーカー行為に対して警察が動いてくれるということはありません。
はっきりと脅迫を受けていると言った場合であったり、直接刑事罰の対象となるような被害を受けているというのであればしっかりと警護をしてもらうこともできますが、そうでもなければそこまで厳重な警護をしてくれないと思っていたほうが良いでしょう。
4.徐々に警察の対応も良くなっている?
ストーカー規制法が施行されてからは、昔のように事件が起こってからでないと動かないというものではないため、警察も対応してくれるケースもあるようです。
ストーカーへの対応を教えてくれるだけでなく、一定の時間で周囲を巡回してくれたり、防犯ブザーの貸し出しも行っているので、少なくとも相談しておくことだけは忘れない用にしておきましょう。
5.証拠がなければ警察も動けない?
ストーカー被害というのは実害があればすぐに警察も動いてくれますが、どこの誰が何をしたのかという証拠がなければなかなか動いてもらうことができません。
証拠もなく、すべてに対応できるほど警察の数が多くないため、証拠がなければ動けないというのも仕方のないことでしょう。
直接暴行を受けたり、脅迫をされたというのであれば実際に危害が加わっていますから、警察もすぐ動いてくれますが、誰かわからない人につけられているといったものであったり、知っている人に付きまとわれているという程度では動いてくれないのが実情です。
つきまとっているだけであれば特別何かをしているわけではありませんから、警察としても動きづらく、たまたま行動範囲が一緒だったと言われてしまってはそれまでです。
そのため、ストーカー対策として警察を頼りにするのはあまり期待し過ぎないようにしましょう。
6.探偵がとったストーカーの証拠を用意すれば、警察も動く!?
いま持っているストーカーの証拠で、警察がちゃんと動いてくれないことが分かったら、探偵に依頼しましょう。さらに証拠を集めるためです。
自分で、証拠を集めることは危険が伴います。ストーカーが自分の予想以上の行動にでる可能性もあるからです。自分を守ることができるのは自分しかいません。そのため、プロである探偵に警察を動かすことができるような確信的な証拠を集めてもらえるように依頼してみましょう。
ストーカーに苦しんでいる時には、自分だけで悩むことはせずに周りに相談しましょう。警察が動かなくてもあきらめる必要はありません。動いてもらえるように、どのようにすればいいか考えましょう。
まとめ
ストーカー被害は年々増加しております。そのため、警察に相談しても、証拠がなければあまり対応してくれないというケースもあります。
警察に少しでも協力してもらうためにも、探偵に証拠を集めてもらうという選択肢もあるのではないでしょうか?