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浮気調査にGPSを使うときの活用法と注意点

浮気調査にGPSを使うときの活用法と注意点
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車やバイクで移動するパートナーに浮気の可能性があった場合、ひと昔前であればその時点で探偵社に浮気調査を依頼されるのが一般的でしたが、最近ではまず自分で真相を確かめるべく、GPSを利用して確認される方が多くなってきました。

手軽にネットでレンタル出来るGPSが増えてきたことにより、まずは自分でGPSで調べた上で、確証を持って探偵社に浮気調査を依頼される方や、そのまま自分で調査してしまい証拠を取ろうとされる方もいらっしゃいます。

ただ、GPSを利用するのであれば事前に知っておくべきことや、注意した方が良いことがあります。やりすぎて逆効果になってしまうこともあります。今回はGPSを使用する前に知っておくべき点を、プロの探偵から説明していきたいと思います。

目次

1.そもそもGPSの情報は浮気の証拠として使えるのか?

(1)GPSの行動記録だけでは浮気の証拠にならない

よく誤解されるのですが、GPSで得られた位置情報を証拠として使えると判断してしまい、不確定なままパートナーに問い詰めてしまわれる方がいらっしゃいます。しかし、GPSで得られた位置情報については全く証拠にはなりませんので注意してください。

そもそも、プロの探偵が使用する最高品質のGPSであったとしても最低50mほどの誤差が発生してしまいますし、仮にGPSがラブホテルのすぐそばに反応しているからといって、その場所に対象者がいる確証など何もありません。あくまでGPSは浮気調査を行う上で補助的に使用する製品なのです。

(2)GPSを取り付けた事実は公表しない方が良い

配偶者の浮気を調べる為に、配偶者名義の車両にGPSを取り付けることが法的に問題があるかというと、配偶者名義であっても夫婦の共有財産ですので問題はありません。

しかし、配偶者が証拠を撮られた後に調査の違法性などを言い出す可能性はあります。現状でそのようなことで問題になったことはありませんが、特に言う必要のないことでもありますので、GPSの使用の有無については誤魔化しておいた方が良いでしょう。

2.自分で浮気調査するならGPSを活用していくべき

浮気調査で証拠を撮る為に探偵は様々な道具や技術を駆使しますが、その中でもGPSは調査結果を左右する強力な武器です。最近では警察の捜査でも相当確実性の高い捜査手段として使われているようで、違法性の疑いある強引な捜査事案等でニュースに登場する事もしばしばです。スパイ映画にでてくるような特殊な機材と考えてしまいそうですが、携帯電話に当たり前の様に内蔵されていて、誰にでも簡単に使えるアプリやサービスもあります。

探偵の使用するGPSには浮気調査に特化した性能がつけられており、検索精度も高く、リアルタイムでの使用や行動分析など様々な調査資料として活用します。こういった機能を使いこなし調査に反映させてこそGPSを使った調査での成功があります。

一般の方が、自分で浮気調査を行っていく上でも活用していけるGPSがあります。それはパートナーの携帯電話に内蔵されているGPSです。もしパートナーのアカウント情報が分かっているのであれば、iphoneなら「iphoneを探す」、アンドロイドなら「ケルベロス」というアプリを利用することで、GPSを使った調査が可能です。

ラブホテルにピン(矢印・マーク)がとまっているので、慌てて調査依頼をする依頼者様もいらっしゃいます。

3.探偵が浮気調査でGPSを活用している方法

探偵が使用しているGPSは一般には販売やレンタルされていません。検索の精度が高く、出来ることも豊富でバッテリーなども改造されています。そんな探偵が使っているGPSの性能を、どのように浮気調査で活用している方法を紹介していきます。

(1)自分と相手の位置関係や距離まで分かる”連続位置検索”

車両尾行では、信号や渋滞等の状況で対象車両の追尾が困難になる事が多々あります。目的地がわからない状況の中で、相手に警戒されることなく交通事情を全てクリアし追跡するのは困難で危険です。長時間ともなればなおさら記憶される可能性もありますので、つかず離れず尾行することになります。

GPSが着いている対象車両を尾行する場合において、信号などで引っかかり対象車両を目視で確認できなくなったときには、連続位置検索という機能を使い追跡調査を続けます。

これは調査車両のリアルタイムでの動きと、自分の位置が瞬時にわかる機能ですので、どの方向に動いているかが瞬時にわかる上、自分たちがどの方向に向かえば対象車両を発見出来るかがすぐにわかります。

地図に対象車両と自分達の調査車両の位置と距離が表示され、リアルタイムで表示が更新されるシステムなので、対象車両が見えなくなったとしても発見する為に向かうべき方向がわかります。

車両尾行はほんの1分のロスで手遅れになる調査です。対象者が何処で何をしようとしているのか?今まで積み重ねてきたデータと合わせると対象者の行動予測が浮かび上がってきます。

浮気相手と接触する現場やラブホテルに入る瞬間をおさえたり出来る事もあります。愛人宅で張り込み、対象者が来るタイミングに合わせ証拠を撮る等、調査にいかす方法は多くあります。

(2)対象者の24時間の動きを全て把握出来る”スケジュール設定”

対象者の行動範囲・ルーティーンを把握するうえで有効に活用できます。曜日・時間など細かく設定し、GPSを設置した車両が●月●日●時にどこにあるかを自動で検索し履歴を残す機能です。

基本的な使い方としては、GPSを設置した車両を毎日1時間ごとに何処にあるかをみて、怪しい日・時間・場所などを洗い出し、調査方針をたてて行く方法です。車両でしか移動しない対象者では、よく行く場所がはっきりわかり、ラブホテルに一時間前に入った等で調査に入り不貞行為の証拠を撮る決定的な情報になる事も多々あります。

対象者の行動をピックアップしていくと●曜日は必ず行く場所があったり、頻繁に立ち寄る場所があったりと調査の進展につながる情報がみつかります。やみくもに対象者を追いかけるのではなく、愛人宅がこの付近でこの時間に行くなど情報を整理し勝負時間や場所をしぼりこむことで余裕をもった調査ができ結果につながります。

(3)指定したエリアへ接近したら通知してくれる”拠点設定”

GPSを設置した車両が、登録した場所に入ったり、そこから出たりした時に自動的に知らせてくれるシステムです。

対象者の愛人宅や必ず使うラブホテルが判明していて、出入の確認を撮る際に設定したエリアに対象者使用車両が入った時点で、携帯電話まで通知が来るように設定出来るので、すぐに緊急出動して出口を固めて不貞の証拠を確実に撮ります。

また、自宅に拠点を設定しておき、そこから出たら通知する設定をしておくと、いつ動き出すかわからない対象者が動き出したらすぐに分かることになります。検索時に発信され通知するので、他の機能と合わせて使うとピンポイントで情報が入り、対応がはやくできます。

エリア設定距離も100メートル単位から1キロメートル範囲まで設定でき状況によって使い分けます。

4.GPSを使って自分で浮気調査をする場合の4つの注意点

GPSは浮気調査を行ううえで必要不可欠で調査方針を左右するツールですが、最大限に機能・特性を調査で発揮出来ないと致命的なミスの原因になります。

(1)設置・回収時における注意点

GPSは電波によって位置の情報を伝える通信機器であることを理解しておく必要があります。取り付ける位置次第で、電波の飛びが悪く、実際の調査時に圏外で使用出来ないということもあります。又、取り付ける位置が悪く、車体から出る熱で溶けてしまうということもあります。

設置する人と回収する人が違う場合、設置した位置が分からずに見つけられなくなることがあります。設置した人は、運転席側か助手席側か?バンパー付近なのか?タイヤハウス付近なのか?をしっかり記憶しておきましょう。

原則、GPSは強度な磁石により設置しますので、鉄部分にしか取り付けることができません。最近の高級車は車体底部を樹脂で覆っているものが多く、設置する場所が限られています。鉄の部分が無いからといって適当な場所に設置してしまうと落下の可能性があります。

又、バイクや自転車も同様で、鉄の部分であり、熱が発生しない場所を探して設置してください。防犯カメラやセンサーライト等の設備にも気をつけておきましょう。

(2)GPS機能に頼り過ぎた車張り状態に気をつける

浮気調査をしていると、対象者の行動を記録しなければいけない為、至近距離での張り込み・尾行が連続することになります。GPSを使用する調査時には、対象者の居場所や動きが離れた場所から把握できるという大きな利点があり、車両尾行や行動把握など様々なケースで多用して調査をすすめます。車両での移動の多い対象者の調査では、車両のある位置が対象者のいる位置と錯覚してしまいがちになります。

GPSを使う際は、常に地図を見て対象者の移動方面の確認、駐車された場所の確認、過去の行動の確認などから対象者の居場所を特定する訳ですが、必ずしもラブホテルや愛人宅に車両が停まっているとは限りません。月極駐車場や近くのコインパーキングに駐車したまま、歩いて不貞場所に行っていることもあります。

無人の車だけを張り込み、対象者がどこに行っているかが分からないことを通称「車張り」と言います。GPSに頼りすぎると、駐車場に停めた後の行動を確認することができず、不貞を取り逃がしてしまうこともあります。

行動を分析する際も追尾に使用する際も、完璧な調査をする為には浮気調査の基本的な作業を心がけつつGPS機能を活用しましょう。

(3)GPSの精度や特徴を理解しておく

GPSには場所により大きく誤差が出ることがあります。GPSを使っての調査で位置の正確さは調査結果の明暗をわけます。

精度のよい状態では50メートル~100メートルの誤差で車両位置がわかりますが、精度が悪い状態が続く事もあり、車両位置の特定に時間のかかる調査もよくあります。GPSは一昔前の携帯電話の様に山の中や地下などで精度が悪くなったり飛ばなくなったりする事もしばしばです。

調査の際には必ず飛ばなくなる場所やエリアもあるので調査するエリアの特徴を把握して対象者の位置を予測していきます。

山間部や川・湖などの自然的な要素、高速道路や商業施設などの物理的な要素もあり、いつ対象者の位置がわからなくなるかも知れないエリアで調査をする時は、対象者との距離をよく考え、周囲の施設や環境を頭に入れておく事が大事です。

(4)バッテリー残量

GPSのサイズは大小ありますがバッテリーの用量で大きさは決まります。調査で使用するGPSも車両・バイク・自転車等で使い分けます。一番使用頻度の高い自動車用の物でスマートフォンの半分程の大きさです。バッテリーは通常使用で一カ月半ほどですが、検索回数が増えるとその分電力を消費しますので、検索した回数が多かった場合には通常よりも早期にバッテリー交換をしておく必要があります。

肝心な場面で電池切れしてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまうことだけは避けましょう。空のバッテリーが満充電になるまではおおよそ5時間程かかりますので、その時間も計算に入れなければなりません。

まとめ

GPSは浮気調査を行う上で強い武器になる道具です。但し、正しい使い方をしないと、効果を発揮しないどころか、逆にリスクになってしまうことにもなります。

又、GPSを使用したら浮気の証拠が必ず揃う訳ではありません。あくまで浮気調査を成功させる為の補助ツールであるということを理解し、上手く使っていくことがポイントとなります。

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