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不倫と浮気の違いとその兆候、そして発覚まで

不倫と浮気の違いとその兆候、そして発覚まで
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不倫も浮気も、決まった相手がいるのに別の人を好きになる、男女関係を持つというイメージがありますよね。また、何となく不倫の方が浮気よりもドロドロした関係を想像してしまいませんか?

今回の記事では、不倫と浮気という言葉の意味の違いやそれにまつわるコワイ慰謝料請求まで、詳しくまとめてみました。

目次

1、不倫と浮気の違いはあるの?

結論から言うと、不倫と浮気の違いは「あります」。

不倫とは、本来「人が行うべき本来の道を外れる」という言葉の意味があります。それが転じて、不倫イコールしてはいけない男女関係、つまり、結婚しているのに他の人と男女関係をもつという意味となったのです。

これに対し、浮気は基本的に既婚者のみを指すものではありません。結婚前でも、特定のお付き合いしている相手がいながら他の人とも交際をする事を浮気と言います。

浮気の場合、不倫のように「既婚者」「男女関係」といったハッキリとしたキーワードはありません。個人の倫理観により左右されます。

例えば、Aさんの場合は他の人とデートをすることが「浮気」と思うかもしれませんし、Bさんの場合はそれ以上の関係を浮気と思うかもしれません。

まとめると、

  • 不倫=既婚者が他の相手と男女関係をもつこと
  • 浮気=特定の相手がいながら他の人へと心を移すこと

となります。つまり、不倫に至るには前提として浮気がある訳で、浮気の結果、ついに不倫となる、という流れになるのです。

2、不倫はコワイ?民法で定められる不倫とは

さて、ここまで不倫と浮気の違いについてお話してきましたが、不倫については法律で罰則があるのはご存じですか?

 民法では、不倫を不貞行為として捉え離婚原因の一つとして定めています。

不倫で離婚と至った場合、不倫をした張本人は配偶者から請求された場合、最低でも50~100万円の慰謝料を支払わなければなりません。

また、不倫が原因で離婚した場合はその額は200~300万円と高額になります。さらに、不倫相手にも妻または夫が請求した場合も50~100万円の慰謝料を支払わなくてはいけません。

アメリカでは、不倫が原因の慰謝料請求は命取りになるような額を請求されます。なぜなら、アメリカでは「浮気はした本人が一番悪い」「離婚の全責任を取るべき」と考えられているからです。子供がいる夫婦の場合、慰謝料はゼロ円の代わりに高額な養育費を請求される場合もあります。

日本もいずれアメリカのように訴訟が多い国となるかは分かりませんが、既婚者の浮気は場合によってお金を請求されてしまう行為なのだと知っておくことは重要です。

3、浮気心はどんな時に起こる?

さて、不倫はコワイというお話をしてきましたが、不倫に至る浮気についてもう少しお話していきましょう。

「浮気心」という言葉があります。男女関係だけを指す言葉ではありません。浮気心という言葉には元々、気持ちの揺れ動きや浮気をしてしまいそうな心という意味があります。浮気心にはある一つの共通点があるのです。それは、心が乱れている時に起こるというものです。

これに気づくと、浮気をしたくなる時はどんな時なのか判断しやすいと思います。心が乱れるきっかけは、案外以下のように日常に溢れています。

  • ママ友から嫌な噂をされた
  • 仕事で失敗をして降格した
  • 介護に疲れ、つい配偶者と口喧嘩してしまった
  • 子育てがひと段落したが、世間から取り残されたような気がしてきた

以上は単なる例ですが、他にも婚姻者の心が乱れるキッカケは多数存在します。

ダメと分かっていても、人間の心は弱いものです。ダメな方に引きずられてしまうのは、何も浮気に限ったことではありません。ダイエット、ギャンブル、お酒など、弱い心はやがて依存を生んでしまうのです。

4.浮気・不倫のわかりやすい兆候

さて、浮気は誰しもが陥る可能性があるとお伝えしてきましたが、配偶者が浮気・不倫をしているかどうか見破ることも可能です。

浮気や不倫で気持ち悪さや罪悪感を少しでも持っているのであれば、どんなに隠そうとしても人間は不自然な態度をとってしまうものです。

以下のような態度が配偶者に5つ以上当てはまるのであれば要注意!いつもよりコミュニケーションを多くとるか、または様子をみて相手との関係を改善させた方がよいでしょう。

□ 帰宅時間が定期的に遅くなった

□ あまり愚痴を言わなくなった

□ 目を見なくなった

□ トイレにもお風呂にも携帯電話(スマホ)を持っていく

□ 四六時中メールを見て返信している

□ 出張や社員旅行が多くなった

□ 自分の部屋の掃除をさせない

5、もしかしたら不倫?モヤモヤする場合は

配偶者の浮気・不倫が疑わしいのに決定的でない場合、心が晴れずなかなか明るい気分になれませんよね。かといって、「浮気している?」と相手に単刀直入に言う勇気もなかなか持てないのが現実かもしれません。

あなたが配偶者の浮気や不倫について悩んでいるのであれば、まずは親しい友人にご相談してみてください。しかし、相談する友人は本当に気の置けない方で口の堅い方であるべきです。しかも、その友人は現在妊娠中や夫婦仲円満の方でない方がよいと思います。なぜなら、あなたは悩みを解決するどころか益々悲しい気持ちになるかもしれないからです。

相談できる相手が近くにいない、そんな時はNPO法人などの無料相談所を利用してみるのも一つの手です。

探偵や興信所に相談する方も少なくはありません。

探偵や興信所は、ドラマのように殺人事件のみを取り扱っているのではありません。警察が相手にしないような浮気・ストーカー・不倫なども親身に相談に乗ってくれます。

そして、相手が不倫をしている場合の証拠を迅速に取り、弁護士と連携して離婚相談にも応じてくれるので頼りにできる存在です。

 6、不倫が発覚した場合の対処について

残念ながら配偶者が不倫をしているという決定的な証拠を目にしてしまった場合、どうすればいいでしょうか?

答えは非常にシンプルで、以下の2択です。

以下に、離婚しない場合と離婚する場合にできる対処をまとめます。

 ①離婚しないで婚姻生活を続ける場合

子供がいる、まだ愛している、経済的な理由でどうしても離婚は避けたい、など、様々な理由で離婚をしない選択をする方もいらっしゃいます。

夫婦関係を何とか修復でき、また再び元のような家庭に戻ることができれば、それが一番です。同じことが二度と起こらないよう、今回の不倫はどうして起こったのか?自分に落ち度はなかったのか?など振り返ることが重要です。また、家庭のお金が原因だった場合は、公共の助成金などの制度を調べ、返済不要のもらえるお金を調べる事もできます。

一度不倫を起こした相手ともう一度関係を取り戻せた今、あなたは様々なことを学んだと考える事ができるでしょう。しかし、再度不倫が続くようであれば、その時は「離婚」という2文字を検討してもよいかもしれません。

②離婚する場合

離婚が原因で離婚する場合は、法定離婚事由にのっとった相手の不倫の証拠を取得することが離婚の早道です。もう相手に未練がないのであれば、不倫という心の傷の代わりに慰謝料や養育費といった当然の請求をしていくべきです。

しかしながら同時に、離婚は非常にリスクが高くエネルギーの必要な事であることは紛れもない事実です。離婚を決断したあとも、本当によいのか?早まってはいないか?と何度も迷うことでしょう。後悔のない人生にするためには、あなたの身近で信頼できる人や専門的知識をもった人に相談をすることです。

まとめ

浮気と不倫は似ているけども、結婚しているかどうかという決定的な違いがあるということが分かりました。また、浮気と不倫には相関関係があり、浮気心がゆくゆくは不倫につながることも分かりました。家庭崩壊や離婚という大きな代償が待っているという怖い不倫、悩んでいる方は是非、弁護士や興信所といった専門家にも力になってもらいましょう。

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