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別れさせ屋に依頼すると罪になる!?倫理に欠けたその実態

別れさせ屋に依頼すると罪になる!?倫理に欠けたその実態
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誰しも一度は聞いたことがある「別れさせ屋」という会社が存在しています。

数年前に大事件になった際、よくメディアに取り上げられ話題になりました。別れさせ屋とはその名の通り、男女を別れさせる工作をする業者の事です。配偶者と愛人を別れさせてほしいといった依頼から、あのカップルを引き裂いてほしいといった依頼まで様々な依頼を受けているようです。

しかし、道徳・倫理的な問題があり、中には犯罪行為をしている業者もあるのです。悲しい事に、請け負っている探偵社が存在しています。そのような人の道徳に背いたような行為をする会社は、信用してはいけません。

そもそも、そのような行為によって別れさせて、自分の元に戻ってきたような関係はすぐに崩壊していきます。だからこそ絶対に依頼すべきではないといえますが、それでも人の感情の隙間に付け込んで営業している会社が多く存在しています。

今回は実際に別れさせ屋がどのような事をして、男女の仲を引き裂いているのか?そして絶対に依頼してはいけない理由を紹介していきたいと思います。

目次

1.依頼する側も法律違反になる可能性がある

なんとかして付き合いたいと思っている男性に、2人の交際している女性がいることが分かっているようなケースで、その2人ともの女性と別れさせる方法として、勝手に婚姻届を出すという方法があります。

まず対象男性を尾行張り込みし、現在付き合っている女性を割り出します。その後、その女性になりすまして戸籍謄本を勝手にとってしまいます。同じように男性の戸籍謄本も手に入れて婚姻届を作成し、勝手に役所に届け出てしまいます。

婚姻届は2人が窓口に行く必要はなく、さらに本人確認もされない為、戸籍謄本を手に入れて婚姻届さえ作成できれば可能なのです。本人の知らない間に既婚者にしてしまうといった恐ろしい手口です。勝手に婚姻届を出されたとしても、自分の戸籍を常にチェックしている人などいないでしょうから、なかなか気づかないものです。

そうした工作をした後で、頃合いを見てその男性が付き合っているもう1人の女性に、その男性の戸籍を郵送します。当然女性は男性に戸籍を叩きつけ、どういう事だと詰め寄るでしょう。男性は身に覚えがない為、パニックになります。しかし、女性からすると婚姻関係が身に覚えがないはずがないと思うでしょう。どんなに激しく追及されても、婚姻関係自体には身に覚えがなくても、そこに書いてある女性の名前は知っている為、勝手に婚姻届を出されたんだと答えるしかなく修羅場と化してしまいます。

そうなった以上、自然と2人の交際相手女性とは関係が途絶えることになるのです。

これは確実な犯罪行為です。そして、そういった調査が行われるかもしれないと分かって依頼すると依頼者側も犯罪行為に加担しているとみられます。

2.真っ当な探偵社は「別れさせ屋」はやらない

残念ながら世間のイメージとして、「探偵」と「別れさせ屋」は結び付けられているようです。実際に「探偵をしています」と言うと「猫とか探すの?」「別れさせ屋もやるんでしょ?」といった返答が来ます。しかし、真っ当な探偵社ではそのような事はやっていません。

探偵としての能力や経験がなく、お金さえ儲かれば良いという倫理観が欠落しているような会社しかやりませんので、おのずと詐欺まがいのトラブルが続発しています。犯罪行為をする事が多く、道徳・倫理的にも許されるものではないからです。

真っ当な探偵社が別れさせ工作をやらない理由としては、以下の4つがあります。

別れさせ工作をやらない理由① 成功かどうかの基準がわからない

例えば、とあるカップルを別れさせて欲しいといった依頼があった時に、別れさせ工作をして、見事に別れさせる事に成功しすると、当然男性に近づいた工作員は、報酬を貰った後は、男性と音信不通となるわけです。そうなると、その男性と女性の関係がまた始まってしまう可能性があります。

そうなった場合、これは「成功」と言えるのでしょうか。別れさせ屋からすると、別れさせたという事は事実なので「成功」といってお金をとるのでしょうが、依頼人からすると、工作員と対象者が音信不通になったことでよりが戻ったわけですから、完全に対象者の男性と女性の仲を断ち切れていなかったので「失敗」だと感じるのではないでしょうか。

扱うものが人間の感情という曖昧なものなので、ハッキリとした基準を作る事が出来ないのです。

別れさせ工作をやらない理由② 違法な行為をする事が多い

男女の仲というものはそう単純ではありません。人は、ひとりひとり全く違う性格や個性を持っています。その為、マニュアルのようなものは作れません。ただ異性に接近させるだけでは、全く相手にしない人もいます。その為、その手口はどんどん過激になっていきます。そのほとんどが成功報酬である為、犯罪をしてでも、別れさせようとするのです。

別れさせ工作をやらない理由③ 経費の使い所が曖昧で、料金が多額になる

別れさせ工作は基本的には、工作員が対象者に近づき、徐々にその距離を詰めていくといった流れになります。その為、対象者と何処かでデートをしたり、食事をしなければなりません。

対象者の立場に合わせたところへ行かないといけないでしょうから、対象者が普段高級なレストランばかりを利用していれば、工作員もそういった場所へ誘わなければならないのです。その為、経費が嵩み、それは全て依頼者の負担になるのです。その為、実際にやってみなければいくらかかるのかがわからないのです。

別れさせ工作をやらない理由④ 倫理性や道徳性が全くない

別れさせ屋の依頼はもちろん「男女の仲を引き裂きたい」というものです。それは、綺麗な心ではなく、人の心の闇の部分から出てくる感情です。

その中には「配偶者と愛人を別れさせて欲しい」といった人もいるのかもしれませんが、そういう事なら信頼のおける探偵社に「浮気調査」を依頼するべきなのです。そういった依頼だけではなく、逆に「愛人が夫婦を離婚させたい」といった依頼や、「自分が好意を寄せている女性とその彼氏を別れさせて欲しい」といったストーカーのような依頼もあるのです。

どういった理由であれ、上手くいっているカップルや幸せな家庭を壊す事は許されるものではありません。

他にも理由はありますが、「別れさせ工作」というものは「探偵社・調査会社」がするような仕事だとはいえません。その内容は全く調査とは言えません。

3.女性に対して情け容赦ない別れさせ屋

別れさせ屋は「男性よりも女性の方がおとしいれやすい」と言うそうです。それは、女性にしか出来ないような工作方法がいくつもあるからです。その中からいくつかの方法を紹介していきます。

対象者の女性の情事をねつ造する

もう絶版になっていて、メーカーが倒産してしまったようなアダルトビデオの中から、対象者の女性によく似ている女性が出演しているビデオを血眼になって探し、それを編集によって、プライベートで撮影していたかのように編集し、更に画質を劣化させます。それを、付き合っている男性に送るのではなく、その男性の母親宛に送ってしまいます。

男性本人に送るよりも相手の親戚中に送った方が、より一層効果があります。男性からすると、自分が付き合っている女性のあられもない姿を親戚中が知っているといった状況ではなかなか結婚を決断する事はないでしょう。

知らない間に風俗嬢になっている

対象者の女性の写真を手に入れて、風俗のチラシのモデルにしてしまいます。それだけではなく実際に風俗店を開業してしまうのです。本人や家族からクレームが来ても、「働いていたでしょう」と突っぱねるそうです。多額の資金が必要ですが、効果は抜群です。

女性にまとわりつき、周りを捲き込んでいく

元カレを装って、未練がましくストーカーのようになってしまっている男性を演じます。

しっかりと元カレを装ってボロを出さないように、完璧にその女性のデータを集めて頭に叩き込んでおきます。本当の彼氏の実家に電話をして、「あんたの息子は自分から女性を奪った」「結婚するはずだった」「恨んでやる」などと、大げさに取り乱しているように装います。姑からすると、嫁が異性関係にだらしないのではないか、息子をそんな女にとられたくないという感情もある為、嫁、姑間でなにか揉め事が起こってしまうのです。

4.別れさせ屋による殺人事件

別れさせ工作は倫理性も道徳性もなく、様々なトラブルを引き起こします。対象者の感情、浮気相手の感情、工作員の感情と何かと感情に左右されてしまう事も多いのです。そのトラブルが重大な事件を引き起こしてしまう事もあるのです。

その数々の事件の中でも、平成19年に最も大きい事件が起こってしまいました。

東京都で別れさせ屋をしていた探偵社に勤めていた30代の工作員でした。対象者となる女性の夫からの依頼で、離婚をしたいから浮気をさせてくれといった依頼です。その年の春、対象者の女性を工作員がスーパーで待ち伏せし、話しかけた事から交際へと発展しました。工作員は偽名で接触していて、職業も偽っていました。

別れさせ屋は、依頼者と相談しながらシナリオを作って、対象者の好みの工作員を接触させて、交際関係を深めていきました。警戒させないように複数の工作員で接点を作っていきました。

そうして、頻繁に会うようになって、恋人関係に発展した後、工作員は対象者の女性をラブホテルへと誘います。その様子を別の工作員が撮影し、その証拠を依頼者へと渡して、依頼者から対象者へと突きつけ、有利な離婚を勝ち取りました。

普通なら工作員は、工作が成功したのですから、徐々に対象者からフェードアウトしなければならなかったのですが、対象者の女性を本当に好きになってしまったのか、工作員は関係を続けたのです。

この工作員は妻子がいたのですが、そのまま身分や名前を偽ったまま、時々対象者のもとを訪れていました。しかし、この工作員は金銭トラブル起こし、別れさせ屋を解雇されます。その際、別の工作員が対象者の女性に全てをバラしてしまいました。

当然、工作員と対象者の女性は口論となり、工作員の妻子の事を、対象者の女性が貶した所、工作員は逆上し、首を締めて殺してしまいました。様々な人の感情が入り乱れ、こうした事件にまで発展する可能性があるのです。

5.探偵社の浮気調査と比べて料金は?

初めに結論を言っておくと、別れさせ屋は成功率が低いにも関わらず、料金は探偵社の浮気調査と比べても高額となっています。

探偵社の浮気調査は、その期間にもよりますが、10万円~100万円の間になる事が多いのですが、別れさせ屋にわかれさせ工作を依頼すると、50万円~200万円+成功報酬が10万~50万ほど取られてしまいます。これ程の大金をかけるのですから、信頼のおける会社を選ばなければならないのですが、別れさせ屋自体が、道徳性の無い事をやっているので、なかなか信頼のおける会社というの見つかりません。

また、成功の定義も曖昧な点もトラブルの元です。人間の気持ちが切れたのか?どうかを正確に判断する方法などはなく、成功か失敗が曖昧になります。依頼する側としても後ろめたい感情を持ちやすい依頼となりますので、対応が悪かったり騙されたりしても大きく声に出して抗議しないということを業者側も知っているので、高額かつ適当な仕事をする傾向にあります。

配偶者と浮気相手を浮気相手を別れさせたいという事ならば、料金的にも信頼度においても、絶対に探偵社に浮気調査を依頼するべきです。

浮気調査は成功率も高く、別れさせ屋に比べて料金も安いです。別れさせ屋だと、別れさせたとしても復縁する可能性が十分にあります。しっかりと証拠を撮って、愛人に対して慰謝料請求をしましょう。

まとめ

別れさせ屋というのは、探偵社とは全く異なった会社です。対象者を騙して、幸せな男女の仲を引き裂くという道徳性、倫理性のない行為をしているのです。その為、様々なトラブルを引き起こします。更にその料金は高額で成功率も低いため、貴重なお金が無駄になってしまう可能性が高いです。別れさせ屋を利用したいといった状況になったとしても、もう少し真っ当な方法があるのではないでしょうか。

配偶者と愛人、恋人と浮気相手を別れさせたいという事ならば、一度探偵社に相談してみて下さい。別れさせ屋よりも低料金で高品質な証拠を撮って貰えるはずです。別れさせ屋を利用する前に冷静になって考えてみて下さい。

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