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妻が育児放棄、原因は浮気!親権を取りたい夫(父親)の対応策【事例あり】

妻が育児放棄、原因は浮気!親権を取りたい夫(父親)の対応策
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妻が浮気や不倫により頻繁に外出し、家事や育児を行わず育児放棄をしていることが分かった場合において、離婚時に父親が有利に離婚出来たり親権を取得していくことは可能でしょうか?

父親の気持ちからすると、離婚後の子供が置かれる状況を考えるとなんとしてでも自分が引き取って育てたいという気持ちだと思いますが、一般的には父親が親権を取ることは難しいとも言われています。

そこで今回は、不倫や育児放棄を行っている妻と離婚する前に知っておくべきことや、準備しておくべき点、そして父親が親権を取りたいと思っている場合の対応方法について、実際にあった事例を含め解説していきたいと思います。

目次

1.そもそも育児放棄(ネグレクト)とはどういったものなのか

育児放棄とはネグレクトとも呼ばれており、深刻な社会現象の一つとして増加傾向にあります。子供を放ったらかしにて食事を与えなかったり、家から追い出して放置したりするようなケースがあります。

子供の心身ともに健康的な成長を阻害している状態のことを育児放棄(ネグレクト)と総称します。

1−1.育児放棄(ネグレクト)は4種類ある虐待のひとつ

児童虐待防止法によると虐待には4種類あるとされています。

①育児放棄

②身体的な虐待

③性的な虐待

④心理的虐待

1−2.育児放棄には2種類ある

・消極的ネグレクト

金銭的であったり、精神状態が不安定、知的障害者の場合など、極度に育児への知識が不足していて育児ができないパターンです。

母子家庭などで仕事に追われ忙しくて育児の時間がとれない場合などで、育児する側の環境的に育児放棄をせざるを得ないような状況による育児放棄のことをいいます。

・積極的ネグレクト

経済的、時間的に問題はなく育児に必要な最低限の知識もあり育児可能な状況にあるにもかかわらず育児しないパターンです。

育児が出来ない、しづらい環境にあるなかで育児がされていないものが「消極的な放棄」であり、育児が出来る環境・知識を有しているにも関わらず育児を放棄している状況を「積極的な放棄」と言います。

1−3.具体的にどのようなものが育児放棄に該当するのか?

  • 充分な量、栄養の食事を与えない
  • 病気になったりしても病院に受診させたり看病せず放置する
  • 義務教育期間にあるにも関わらず通学させない
  • 極度に暑い、寒い状態にも関わらず放置しつづける

2.浮気や不倫が原因で起こる育児放棄について

浮気や不倫が原因で起こる育児放棄があります。

この場合においてほとんどが、妻側の浮気や不倫が原因により育児放棄が行われることになります。度重なる外出を繰り返し、食事や掃除などの家事を放棄し、お金だけを置いて子供達になんとかさせるケースや、酷いのだと何もせず放置して外出したり外泊することになります。

その為、仕事をしている夫が帰宅後に面倒をみたり、仕事を休んで育児することにもなります。

2−1.出来るだけ子供に寄り添い精神面のケアを!

暴力などによる虐待についてもかなり酷いですが、それ以上に育児放棄は子供の心に与える影響は強く、人格形成に大きな影響を与えることになります。

もし現在妻が浮気や不倫により外出を繰り返し、育児放棄をしているような状況に直面しているのであれば、まずは子供に出来るだけ寄り添い、精神面のケアを心がけてください。

2−2.親権の取得を目指すのであれば水面下での証拠集めを!

妻が不倫をしている可能性が高く、離婚を考えている場合においてであれば、いきなり妻に問い詰めてしまうと不倫の事実を隠されてしまう可能性があります。

その為にも、まずは不倫の事実を証拠に残した上で、子供との距離を密接にしておくことで、離婚後の親権にも大きく影響を及ぼします。

どうしても日本では母性優位の原則により、離婚後の親権については母親側が優位になりますが、不倫の事実や育児を放棄している事実などを証拠として写真や日記に残しておくと共に、子供との関係性を強くしておくことで男性が親権を取得することは可能になってきます。

3.妻の浮気や不倫が原因で育児放棄が起こっている場合において、集めておくべき証拠とは

3−1.妻の浮気・不倫が行われていることが証明出来る不貞の証拠

これについては法的に有効な証拠を撮っておく必要があります。ラブホテルや愛人宅への出入りなどをきちんと証拠としてとっておきましょう。

注意すべき点としては、自分で無理にやろうとせず、探偵社や興信所に依頼して裁判で使用可能なものを取得するようにしてください。

3−2.外出している日時を日記に記録。家事や育児放棄している様子を写真撮影

外出している日、時間、帰宅時間などを詳細に日記に記録しておくことが有効になります。又、家事や育児を放棄している内容が分かるように記載しておくことも重要です。

又、食事を一切作っていないことや、掃除などをせず部屋が汚くなっていることなども写真にとって残しておきましょう。

3−3.子供との信頼関係を築き離婚後も一緒にいたいと思わせる

子供の年齢が大きいと、離婚後の親権については子供の意思が大きなポイントとなります。離婚後も子供と一緒に生活していきたいと思うのであれば、子供とはしっかりコミュニケーションをとっておき、信頼関係を築いておくことが大切です。

最近では特に、離婚後の親権について子供の意思が尊重される傾向にあります。

4.妻が浮気により育児放棄しており、浮気調査を行った事例

4−1.相談内容

依頼者は40代男性で長距離トラックの運転手でした。結婚時に妻(対象者)の実家に近くに一軒家を購入し、夫婦と子供が3人で小学校中学年から幼稚園児という家族構成です。

依頼者は長距離の運転手で仕事柄家をあける事が多く、普段妻がどのような行動をしているか逐一把握していませんが、実家に子供達を預けっぱなしにしたり朝まで自宅に帰って来ない等の行動がここ1年続いていました。

小学生の娘は精神的に不安定になり登校拒否も始まっているので、浮気があるなら有利な離婚も考えているということで調査を依頼されました。妻は週に3回程度、ファミレスでアルバイトをしているので、もし浮気しているようであれば同じ職場に浮気相手がいる可能性がいるのでは?ということでした。

4−2.どのような調査をしたのか?

依頼者は妻の行動を何一つ把握しておらず、どこから手をつけて良いかわからない状態でした。

かといって片っ端から調査するとなると多大な費用が発生してしまいます。そこで、対象者である妻が常に移動手段として使用している自転車にGPSを取り付けて行動を把握することにしました。

GPSの位置履歴を分析していくと明らかに怪しい動きがあり、依頼者様が仕事で居ない日に22時~翌6時位までスクーターが浮気相手(第二対象者)のマンションと思われる場所に駐輪されている事が確認できました。そこで探偵は依頼者様の不在時を狙い調査に入りました。

調査当日は対象者の仕事が無い日で、居住先と第二対象者の居住先と思われるマンション付近に調査員を配置して、尾行と待ち構えで確実に不貞の証拠を撮れるよう配慮しました。

対象者が居住先より出てきたのは、19時頃で自転車での移動でした。

スーパーマーケットで買い物をした対象者はマークしていたマンションに駐輪し、鞄から出した鍵でオートロックを解除し建物内に入りました。室内に浮気相手が居るかはその時点では不明でしたが、23時頃に徒歩にて帰宅した男性が対象者が入った部屋と同じ部屋に入る事を確認します。

翌朝8時頃に対象者はマンションよりでましたが、第二対象者(同室に入った男性)は出ませんでした。浮気の事実が確認できた為、この男性が出てくるまで張り込みを継続します。

マンションの間取りは1Kと単身の可能性が高い為、第二対象者(浮気相手の男性)の勤務先をわる事をメインに考え、尾行を担当する調査員は出入り口に配置、車両班も車・バイクでの移動に備えました。

第二対象者は11:30頃に外出、服装はポロシャツにフォーマルなパンツという出で立ちで徒歩にて10分程度の最寄り駅に入り、1度乗換えて都心の繁華街で下車しました。勤務先は対象者の勤務するファミリーレストランの本部で、ビルの2階ワンフロアです。その後、社用車に乗り店舗をまわる行動が確認でき対象者との繋がりもみえてきた事もあり調査を終了しました。

4−3.どのような結果をとるために調査を行ったのか?

本調査の特長は対象者が家事・育児を放棄している為に行動時間や範囲が不明瞭で、金銭面的にも比較的自由がある事でした。

対象者の移動手段や移動ルート、勤務先・勤務時間などから把握する必要があり調査の前半では基本になる情報を収集する作業が中心になりました。

次に不在が多く不規則な勤務体系である依頼者様の情報整理が調査を進めるうえでの重要な軸になってきます。依頼者様が在宅の時は怪しい行動を見せない対象者でしたが、こういった依頼では理由を付け子供と夫を外出させるパターンもあるので定期的な情報収集が欠かせません。

対象者の行動は明らかに浮気の疑いが有りましたが、ほぼ毎日浮気相手との接触があるという状況があり長時間マンションに居る事が予想される為、マンションへ出入りをしっかり証拠として撮る調査方針をとりました。

第二対象者(浮気相手)の情報が全く無いという内容での調査でしたので、第二対象者をしっかり判明させる事も重要なミッションであり、後半の調査をあてました。

対象者の行動には子供を放棄する等、通常では考えにくい行動パターンで一見、難しい調査に感じましたが、ルーティーンがあり、アリバイ工作の効かない思いつきの行動が多くあった為に、情報が揃うと思った通りの調査になりました。

追加調査で、第二対象者居住先(同マンション)の出入りをもう一度撮る調査に移行しましたが長時間の張り込みで近隣住民に気を遣う調査になっていきました。

4−4.依頼者から調査前に教えておいて欲しい情報とは

  • 対象者の勤務シフト
  • 依頼者様の勤務シフト
  • 対象者の移動手段
  • 対象者の友人関係
  • 対象者の趣味・よく行く店等
  • 対象者の実家・家族構成
  • 依頼者様の実家
  • 子供達から対象者の情報が聞ければ

4−5.今回の調査を成功させた要因とは?

今回の調査でポイントになったのは移動手段です。

バイク・自転車での移動がわかりGPSの設置で浮気相手の居住先や接触する時間が見えてきましたがバイク・自転車ではそれぞれ通常車両にGPSを設置しての調査とは変わってきます。

自転車に設置する場合には、小型なGPSを設置しますが、小型である分バッテリー容量が少なく残量を気にしての調査になり、設置箇所も限られているため発見されるリスクもあります。
また、バイクに設置した場合には車両での尾行は難しく、バイクを使って追尾するケースもあります。

車両での尾行ではそのまま張り込みに入る事も多いので調査員の姿を隠す役割もあるので車両班と尾行する調査員の連携を重視して調査を進めました。

まとめ

妻が不倫や浮気により育児放棄をする、という状況に至るのは、夫の仕事が忙しかったり出張が多く不在にしがちな環境にある家庭に多く発生します。

その為、不在時の妻の行動を把握していないケースが多く、調査をするにしてもどこから手を付けて良いのかわからない、といった状態から依頼を受けることが多くあります。だからこそ、短い期間でなおかつ金額を最小限にする為には、経験豊富な探偵に相談し有効な調査方法を決めてもらうことこそが大切だと言えます。

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