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探偵や興信所がやっている浮気調査の方法

探偵や興信所がやっている浮気調査の方法
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浮気調査を実施していく上で、探偵がどのように浮気調査を実践しているか?もし浮気調査を依頼しようと思っている方や、自分で尾行や張り込みをして証拠をとりたいという方であれば知りたい所だと思います。

実際の体験にて数をこなすことが一番の近道ではありますが、日常生活を送っている中でそのような体験をすることは出来ません。

そこで今回は、プロの探偵がどのように浮気調査を行っているのか?調査中を行っていく上で実践している調査方法を解説していきます。

目次

1.張り込みから尾行に移行する際の調査方法

(1)対象者宅が一戸建ての場合、張り込み位置は進路の逆

対象者の自宅が一戸建て住宅の場合、ほとんどが住宅街を張り込むことになります。

調査で一番重要なことは発覚しないことですが、その発覚の原因の一番となるのが初動で印象を残してしまうことになります。要するに、家を出た最初の段階から対象者の記憶に残ってしまうと、その後の調査が非常にやりにくくなり発覚しやすくなるということです。

調査車両が長時間停車出来ないような道路で張り込みを行う場合には、立って張り込む形になります。その場合において重要な点としては、対象者が建物から出てどちら方面に行くかを予測しておき、進行方向とは逆側に張り込みます。それにより、対象者が自宅を出た際に出くわし見られないように尾行に移行出来ます。

対象者の進行方向を予測する方法としては、出た後に何をするか分かっているのであれば予測しやすいです。例えば通勤であることが間違いないのであれば職場方向であったり使用する最寄駅に向かう方面に出ることが予想されます。

張り込み時の注意点としては、探偵の体の向きを対象者宅方面にするのでは無く、違う方面を向いて張り込みしながら、視線だけはそっちに向けて監視するということです。張り込み時において、長時間立っていると周辺住民からも見られますが、どこを見ているのかを気づかれないようにする為です。

対象者に発覚されないようにするのと同時に、付近住民からも気づかれないように注意する必要があります。一戸建て住宅に住んでいるということは、マンションと比べ近所付き合いがあり、回覧板の受け渡し時などに連絡されてしまい警戒されることもあるので注意する必要があるのです。

(2)マンションが対象者宅の場合は張り込み距離は接近

これについても一戸建て同様に、張り込みについては対象者がマンションから出てからの進行方向とは逆方面で監視していきます。

しかし問題なのが、一戸建てだとその建物から出て来た時点で対象者と特定することが出来るのに対して、マンションだとしっかり面確認(顔の確認のこと)しなければ対象者かどうかを特定することは出来ませんので、一戸建てで張り込むよりも距離を近くで張り込まなければいけません。場合によってはマンション建物正面近くで不審な印象を与えない所で張り込む必要があります。

一戸建てだと張り込み位置が近ければ近い程、周囲からどこを張り込んでいるのか分かってしまうのですが、マンションだと建物が分かったとしても対象者宅かどうかは周囲には分からない為、本人に連絡がいく危険性はありません。

自宅が一戸建て住宅に比べてマンションの場合、対象者自身も出てくる際の注意力には違いがあり、マンションで近くに張り込んでいても自分が調査されている、と思うかどうかも一戸建てに比べて低いです。

又、マンションの場合は建築物の規模が大きい為、建築基準法上での前面道路が一戸建てに比べて広いです。その為、張り込み位置も反対車線からが望ましいです。道路が広いので、交通量次第では車両を道路に停車して張り込みも検討していきます。

2.徒歩尾行における各場面毎のテクニック

(1)徒歩尾行中に対象者が角を曲がったら直進する

徒歩尾行をしていると、真っ直ぐに歩くこともあれば角を曲がることもあります。もし対象者が少しでも警戒しており、調査されていないかを確認する方法として一番分かりやすいのが曲がり角を曲がった所で待ち伏せする、です。待ち伏せされている所についていき、立っている対象者に対して少しでもリアクションをとってしまうようなものなら、対象者の警戒心はMAXレベルに達するか発覚するかもしれません。当然その後の尾行も不可能になってしまいます。

そうならない為には、探偵は対象者が角を曲がったとしても一緒に曲がること無く一旦直進します。探偵は下図にあるBからAの間を直進しながら視線だけ対象者の行方を確認しつつ、一旦直進し終えたらU ターンしてすぐさま対象者の後方につき尾行します。

警戒していない人物であったとしても、曲がり角で後方を気にする癖を持っている方は多くいらっしゃいますので、対象者の警戒の有無に関わらず尾行中は常にこのように曲がり角に対応していく必要があります。

(2)徒歩尾行中の対象者がT字路を曲がった場合は逆方向へ

対象者がT字路を左折した場合には、探偵は逆に右折しつつ逐一確認しながら1メートル程直進した時点でUターンし対象者の尾行に移ります。

(3)人通りが少ない商店街での徒歩尾行

街中での徒歩尾行の場合には、探偵は対象者との直線位置に一般人が入り身が隠れるように尾行しますが、人通りが少ない場所であれば距離を十分にとり同じ進行方向上では無く常に対角線上に移動しながら尾行します。

商店街の場合、左右にお店が並んでいるので、急な対象者の動きがあった場合にはすぐに店に入るふりをして隠れます。全く人が歩いていないようであれば10〜20メーター程距離をとって尾行します。

(4)地下通路での徒歩尾行方法

地下通路には、構造上円柱が多く存在しています。その円柱を上手く利用し、対象者からの死角を作って徒歩尾行していきます。

(5)交差点で信号待ちしている場合の尾行方法

対象者が信号待ちしている際には、探偵は後方に位置し視界に入らないようにします。又、同じ信号待ちしている一般人で壁を作って自分の姿を隠します。

警戒が見られ信号待ち時においてもキョロキョロする対象者の場合には、青信号の横断歩道を渡るふりをして時間を稼ぎます。

3.バス尾行による各場面ごとの対応方法

(1)対象者がバスを待っている場合の張り込み位置

バス停にて対象者がバスを待っている場合には、出来るだけ対象者の視界に入らない位置にいることが望ましいです。しかし、バス停の場合だといれる位置が限られていることが多い為、出来るだけ一般人の待ち人を間に挟み、視界に入らないように位置します。

又、バスに乗車する場合には、必ず対象者よりも後に乗車し、対象者の乗車位置を確認してから可能な限り後方に乗車するようにします。

但し、バス尾行はかなり接近した状態で長時間一緒にいなければいけない危険な尾行になるので、一番は一緒に乗車せず調査車両で追跡することが望ましいです。

(2)バス尾行時の車内での乗車位置

バスに乗車するタイミングは、必ず対象者よりも後に乗車し、対象者の座席を見届けた上で、それよりも後方に位置します。対象者が降車する場合にも、対象者より後に降車します。

注意すべき点としては、電車と違い乗客がそれ程多い訳では無いので、降車した際に少ない人数しかいないということがよくあります。その為、対象者の降車した後も、しばらく時間を空けてからゆっくりと降車する必要があります。

最近のバスのほぼ全ては交通系IC カードに対応しています。

4.電車尾行における各場面ごとの尾行張り込み方法

(1)改札口での尾行方法

対象者が改札を通過する場合には、当然対象者が通過後に探偵も通過する流れとなります。駅構内における尾行全般的にそうなのですが、他にいる一般人の方を上手く利用して壁を作り、対象者からの視界に入らないようにすることが重要となります。注意点として、構内の混雑具合を把握しておかないと、すぐに失尾してしまうという点です。

慎重に対象者から見られないように尾行することは重要ですが、通勤時や退勤時などの混雑時にはピッタリ後ろについて尾行する必要があります。

あと当然ですが、SUICAやICOCAなどの交通系ICカードを必ず持参しておきます。

(2)駅ホームでの張り込み位置

駅のホームにおいて電車待ちしている対象者を監視する場合には、必ず対象者の視界に入らない後方に位置します。

対象者が待っている逆のホームに位置しつつ、横目で常に確認出来るような斜め後方が一番やりやすいです。

(3)電車尾行時における混み合った電車内での張り込み位置

対象者が電車に乗車する際には、探偵は必ずその後に乗り込み、対象者の位置を確認して最適な位置に乗車します。通常の電車尾行であれば、同じ車両には乗り込まず一つ隣の車両に乗り込み尾行をしますが、混み合っている場合には同じ車両内で尚且つ目視可能な距離にて尾行張り込みします。

この場合大切なこととしては、一般の乗客で壁が作れる位置にいることです。ずっと凝視して監視しているといきなり目が合ってしまう可能性もあるので、電車が動いている際には視線をづらし、電車が停車する前より監視を再開して降車しないかを見届けます。

(4)地下鉄や夜間電車内での尾行方法

地下鉄や夜間電車の場合、窓が鏡の役割を果たします。

その為、直視して張り込みするのでは無く、窓を利用して直視することなく対象者を監視します。それにより体の向きや視線を対象者に向けずに張り込みします。

(5)電車から降車時の尾行方法

対象者が降車するのを見届けてから、しばらくあけて降車します。絶対に対象者よりも前に降車したり、対象者の視界に入る位置で降車しないようにします。

あらかじめ降車駅の出口を把握しておくことが大切です。

5.タクシー尾行における各場面ごとの調査方法

(1)タクシー乗り場での張り込み位置

対象者がタクシー乗り場に向かっていることが分かった時点で、探偵は必ず対象者の真後ろに尾行します。

タクシー尾行になる場合には、必ず対象者のすぐ後ろにあるタクシーを拾うことが鉄則です。一般客を間に入れてしまうと、かなり失尾の可能性が高くなります。

(2)タクシー尾行は一般車両や一般タクシーを間に入れて車両を隠す

対象者と探偵がタクシー同士の尾行になった場合、かなり失尾の可能性が高くなります。というのも、タクシー運転手さんは尾行のプロでは無い上、その時の運転手さんの技術や協力度によって大きく異なるからです。

タクシー同士の場合、対象者を乗せているタクシー運転手が探偵側のタクシーに気付かないかどうかも注意点です。タクシー同士だと余計に相手のことが分かるので、可能な限り一般車両や一般タクシーを間に挟みます。

タクシー尾行になった際のポイントとして、いかにそのタクシー運転手に協力意識を持ってもらえるかが探偵としての腕の見せ所となります。

「この対象者を逃したらクビになってしまいます」

「今ようやく対象者を確認し40時間ぶっ続けで調査している。見逃したらまた一からやり直しになってしまう」

「尾行が成功したら報酬を払う」

などと懇願することが大切で、それにより、タクシー運転手さんが奮起し少々の信号無視なら通過してくれたり、強引にでも尾行を成功させるようにしてくれます。

たまたま当たった運転手が最悪で失尾してしまった、というのは2流の探偵です。

(3)タクシーを路上で拾う場合の尾行方法

一般的な道路上で対象者を徒歩尾行中、対象者の様子からタクシーを拾いそうだと分かった場合には、先に探偵がタクシーを拾います。常にタクシーが走っているような道路なら対象者の後でも良いですが、そうであっても先に拾っておくことで失尾の可能性は無くなります。

その場合、対象者は後方を見て拾えるタクシーを探しますので、あらかじめ先に拾ったタクシーは角で待機させ見られないようにしておきます。(下図、Bの時点でタクシーを拾ってから誘導し、Aの地点で待ち構えさせつつ探偵は対象者を目視で監視します。対象者がタクシーを拾ったのを見届けてからタクシーに合図して道路に出てこさせます)

(4)タクシーを路上で拾う際の尾行方法2

対象者が道路上でタクシーを拾うそぶりを見せた際に、後方からタクシーが続けて2台以上来ている場合には、1台目を対象者が乗るようにしてその後方のタクシーを探偵が確保します。

6.店内に入った場合の尾行張り込み方法

(1)店内での張り込み位置

対象者が店舗に入った際、探偵は最初に必ず出入り口の数を確認します。出入り口が1ヶ所であることが確認出来た場合には、対象者が入ってから数分後に入店し、店内の様子を確認します。

出入り口が複数の場合には、店内でも尾行する形となりますので、常に店内の陳列物や壁などの死角から監視するようにします。レジの位置をあらかじめ確認しておき、対象者の予想される動線を見極めた上で張り込みする必要があります。

絶対に通る場所があるのであれば店内全てに尾行する必要は無く、そこで張り込みします。

(2)対象者がエレベーターに乗った場合の尾行方法

建物の大きさにもよりますが、3〜5階程度の比較的小さな建物の場合においては、対象者がエレベーターを使用した際には同乗せず、非常階段で移動しつつ尾行していきます。

エレベーターに同乗するのはとても印象に残ってしまうことになり、何度も一緒だとその後の尾行に支障が出てしまいます。特に他の乗客が無い場合においては避けたい所です。

 (3)飲食店内にいる対象者を張り込む場合

対象者が飲食店に入った場合には、必ずすぐに出入り口数を確認します。

飲食している際に張り込む場合には、トイレなどの目的により途中で退出する可能性も考えた上で、すれ違ったり見られたりしない場所で張り込みをします。

(4)同じエレベーターから降りた後の尾行方法

探偵は対象者がエレベーターを降り向かっていく方向を確認してから、その逆方向に向けて降りていきます。その際に視線だけは対象者を追いかけ、3〜4歩行ってからUターンし尾行していきます。

まとめ

探偵が調査する方法をかなり詳しく説明してみました。これを一度見た所で浮気調査が出来る訳ではありませんが、どのようにしてプロの探偵が調査をすすめていくかが、少しは分かっていただけたと思います。

浮気調査において、全く同じ場面に遭遇するということはほぼ無く、毎回違った状況で調査を成功に導いていかなければいけませんが、今回説明したような基礎的な部分を理解し行動出来るかどうかがとても重要になってきます。

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